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川竹文夫ブログ「幸せの前ぶれ」
どんなに辛いことも、「幸せの前ぶれだった」と抱きしめられる・・・そんな美しいときが、きっと訪れますように。
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2013年04月09日
見たいものしか見ない
人は
見たいものしか見ない
聞きたいことしか聞かない
見たくないものも見なきゃ
聞きたくないものも聞かなきゃ
と思いながら
僕も
posted by 川竹文夫 at 15:44|
雨の日もいい天気
2013年04月05日
学会誌より その5
パラダイムそのものが桎梏となる時、急速にパラダイムシフトが進展
さて、となれば「パラダイムシフトはどのようにして起こるのか」。本稿のテーマは、ついにその解答を得ないまま宙をさまようのであろうか。
何しろ、仮に新旧互いが科学的客観的データを持ち寄って議論を重ねようにも、上に見てきたように、そもそもそのようなものは存在しないのだから、議論は互いの信念をぶつけ合うことに終始するだろうから・・・。
クーンは、このことに触れてあらまし次のように考えている。
科学者たちが〈旧〉を捨て、〈新〉に乗り換える契機として、互いの優劣を比較した上での判断がある程度存在するだろうことは認めつつも、そのように合理的な理由だけでは、パラダイムシフトは起こらないのだと。
では、どのようにして? 彼はここでも極めて斬新な指摘をする。
パラダイムシフトは、〈旧〉に属する科学者自らにとって、パラダイムそのものが、桎梏、つまり自らを縛る手かせ足かせになったとき急速に進展するのだと。
ガン医療の〈旧〉世界には、今、まさにこの桎梏が広がりつつある。そう感じるのは、私だけではないはずだ。
パラダイムが有効に働いているとき、そこに属する科学者共同体にとって、それは堅固なシェルターとして守ってくれる。
「ガンは無限に増殖する」というパラダイムは三大療法の(見せかけの、ではあったが)正当性を世間に広く深く認知させることに成功。彼らの科学者としての良心と誇りを満足させ、経済的繁栄をも保証してくれた。
が、しかし。
今、〈旧〉は、それを信奉する彼ら自身を苦しめ始めている。かつては守ってくれたパラダイムが、逆に自らを傷つけようとしている。
三大療法だけでは「治せない」ことが、彼ら自身の眼にも、明らかになってきたからである。
当学会副理事長の寺山心一翁氏はかつて、海外を含めて271人の医師に、「もしあなたがガンになったとしたら、抗ガン剤を使うかどうか」という聞き取り調査をした。
すると「使う」と答えたのは、ただの一人。残りの270人は「使わない」だったという。
今も日々、自分を信じて目の前に座るたくさんの患者さんに行うその治療を、当の医者自身がまったく受けるつもりがないとは・・・何たる矛盾!
(つづく)
posted by 川竹文夫 at 21:08|
『日本ウェラー・ザン・ウェル学会』の私
遠くのものを見つめていると
雲や海 月や霧の向こう
遠くのものを
見つめていると
いつか
心の中を見つめている
どうしてだろう?
posted by 川竹文夫 at 21:03|
雨の日もいい天気
2013年04月02日
真実の心
真実の心
たった今、この瞬間に。
勇気をふるって。
霧の中から、飛び出しませんか?
そして、ノックしてみよう。 固く閉じられた、あなたの心の扉を・・・。
本当は、自分が、何を望んでいるのか。
本当は、どんな未来を築き、どんな人生を送りたいと願っているのか。
真実の心に、
忠実に寄りそった、
新しい選択を、するために。
霧の中で
ガンを告げられた瞬間、私たちは否応もなく、生涯でもっとも重大な岐路に立たされます。
ガンを跳ねのけて生き抜くのか、それとも予想される辛い治療や、残こされた時間の短さに溜息をつきながら失意のうちに過ごすのか・・・。
どちらの道に歩を進めるのか、自分で、しっかりと選ばなければならない。まさに、命を賭けた選択です。けれど、自分が今、そのような選択を迫られていることに気づく人は、極めて、まれ。
「嘘でしょう・・・」
「何かの間違いでは・・・」
「どうして、この私が・・・」
与えられた場所で、果たすべき役割を真面目に懸命に生きてきた・・・その私が、ガンだとは・・・。
理不尽という名の荒海に突然投げ込まれ、心は、ただ茫然と濃霧の中を漂うばかり。
やがて、霧の向こうから、医者の声が聞こえてきます・・・病状の説明、治療方針、治る見込み、副作用のリスク・・・。
まっさきに、余命を宣告される人も、少なくありません。
「末期です。ホスピス紹介しますよ」
いきなり、こう告げられた人もいます。
「あなたはまさか、治るつもりで、ここに来たんじゃないですよね」
無神経の極みとしか言いようのない、こんな言葉まで添えられた人も・・・。
そして。
このときから歩き始めるのです。無知で無力で、それ故に従順な、ありふれた一人のガン患者として・・・。
自らが、選んだ道を・・・。
右腎臓ガンを告げられた、25年前の私がそうであったように・・・。
本当に?
でも、ここで是非とも、一度立ち止まって、考えてほしいことがあります。
それは、〈本当に〉、この道しかないのかということです。
確かにあなたは、医師から丁寧な説明を受けたでしょう。そして、説明を正しく理解し、その結果、この道をゆくことに同意したのでした。
一見すると、なんの問題もなさそうです。〈説明にもとづく同意〉、いわゆるインフォームドコンセントが、成立しているわけですから。
しかしそれでもなお、元患者である私は、あなたに呼びかけたいのです。
25年前、同じような手続きをへて、一つの道を選んだ者として、あなたに、呼びかけたいのです、大きな声で。
本当に、その道でいいのか、と。
本当に、他に選択の余地はないのか、と。
もしかすると・・・単に、そう思い込まされているだけではないのか、と。
その選択には、他ならぬ、あなた自身の命がかかっています。
その選択には、決して二度とはない、あなたの人生がかかっています。
ノックしよう
だから。
たった今、この瞬間に。
勇気をふるって。
霧の中から、飛び出しませんか?
そして、ノックしてみよう。 固く閉じられた、あなたの心の扉を・・・。
本当は、自分が、何を望んでいるのか。
本当は、どんな未来を築き、どんな人生を送りたいと願っているのか。
真実の心に、
忠実に寄りそった、
新しい選択を、するために。
(つづく)
posted by 川竹文夫 at 13:03|
新しい選択 ガンを治し、喜びの人生を始める心の旅
風の音
風の音、というけれど
正確には
風が何かを震わせて
風が何かにぶつかって
生まれた音なんだ
で、だからどうしたって?
ちょっと自問自答している僕
posted by 川竹文夫 at 12:40|
雨の日もいい天気
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プロフィール
NPO法人ガンの患者学研究所代表
日本ウェラー・ザン・ウェル学会理事長
1946年
母の胎内に守られて(何度も機銃掃射を受けつつも)中国大陸から引き揚げ。徳島に生を享ける。
よくぞ流産しなかったと、ただただ母の強さに感謝。母乳が足りず米の研ぎ汁を飲んで育ったとか。逆境に強いのはそのせい?
1968年
同志社大学卒業。東京神田の魚屋に間借りしたエロ小説出版社(玄関に並べられていた、アジの干物の香りが懐かしい)を振り出しに、社会へ。
1990年
NHKディレクターとして激務の日々を送るなか、右腎臓ガン発病。最悪の出来事を最高の恵みに変える旅、ここに始まる。
※続きに興味を持ってくださった方、ここをクリックしてください。
心 の 弁 当 箱
詩人は、心の紙飛行機に乗って、宇宙の外にだって飛んで行ける。でも僕は、毎日トボトボ、コツコツ、歩く。心の弁当箱にありったけの言葉を詰めて・・・。そんな一つでも、あなたの弁当箱に入れていただけたら、嬉しいです。
カハル、世界への道
歌で世界進出を目指すカハルの、♪♪な日常。「音痴?」「リズム、超っ、変っ!」厳しい愛の鞭にも耐えながら、心に無謀の炎を燃やすカハル。みんなで応援しましょう・・・って、実は、カハルとは川竹のこと。世界狙い、マジッス!
新しい選択
ガンを治し、喜びの人生を歩む
心の旅
ガンを治す上で、もっとも大切なもの、それは、心。けれど心は、複雑でつかみにくい。そこで、〈選択〉という新たな視点から、心をとらえてみようと試みた。あなたが「すべては幸せの前ぶれだった」と笑う日のために!
ウェラー・ザン・ウェル患者学
自立と利他の思想
〈ウェラー・ザン・ウェル〉とは、「ガンになる以前よりも、心身ともに健康で幸せ」という意味。単なる復活ではなく、かつて味わったことのないほどの、幸せな人生を実現する・・・ガンの患者学研究所の根本理念である。
雨の日もいい天気
日々毎日、浮かんでは消える言葉たち。二度と会えない小さなものたちを、ちょっとピンで留め・・・。
月刊『いのちの田圃(たんぼ)』
ガンの患者学研究所の会報誌・月刊『いのちの田圃(たんぼ)』(2001年創刊)は、ガンを治し、人生を癒し、新しいのちを育ててきた・・・私自身の心の年輪です。
『日本ウェラー・ザン・ウェル学会』の私
『ガン患研』は、患者さんとご家族がウェラー・ザン・ウェル患者学を学び実践する場。『学会』は、医療者が、治った患者さんの体験からそれを学ぶ、世界で初めての場。 そこに発表した、私の文章を再録します。
これが写楽だ
浮世絵師・写楽とは、誰なのか? 梅原猛氏、松本清張氏なども加わっての大論争に、新資料発掘と画像分析の新手法を手掛かりに挑んだ川竹のデビュー作。1984年の出版当時、ある大新聞が、「日本推理作家協会賞の第一候補」と紹介。が、本書はノンフィクション。記者が勘違いするくらい面白いのだと言えば、自画自賛が過ぎるかな?
『ヒロシマ爆心地・生と死の40年』
この本は、チェルノブイリ原発事故の起きた1986年、NHK広島局原爆プロジェクトチームが上梓したが、既に絶版。私は、この取材・執筆のリーダーであった。フクシマの惨事などなかったかのような昨今の風潮にいたたまれず、ここに全編を公開する。
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一徹の人〈第7回〉 熊田千佳慕さん
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一徹の人〈第6回〉 岡本敏子さん
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一徹の人 第4回
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一徹の人〈第3回〉 新野まりあさん
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